こんにちは。
毒親卒業メソッド。
心理カウンセラーの あきです。
「こんな話をしたら引かれるかもしれない」
「私だけがおかしいのかも」
こんなふうに、自分の家族のことを誰にも話せず孤立してしまった経験、ありませんか?
(ちなみに若かった頃の私は、うっかり親の文句を周囲に言った際『親のことを悪くいうなんて!!』と言われる経験を何度もして激しい孤独感を抱えて生きていました!!)
過去の苦しい経験が重くのしかかると、それを他人に伝えることすら怖く感じるものだと思いますす。
特に、ヒステリーな毒親から受けた心の傷を抱えていると、「自分の問題」と思い込みがちです。
しかし、あなたの心の重荷を軽くする方法は、必ずあります。
この記事では、「親との向き合い方」を再考し、自分に合った選択肢を見つけるための考え方をご紹介しますね。
「過去の苦しみを共有できない」孤立感に悩んでいる方へ
毒親に振り回される過去を持つ人は、「こんな親だった」と他人に話すことが難しいと感じることも多いのではないでしょうか。
特に、親がヒステリーなタイプであればなおさら。
親が家族や周囲に外では「良い人」を装っていたり、他人には理解されにくい理不尽な扱いを受けていた場合、「こんな話を信じてもらえるのだろうか?」という不安が強くなるのも無理はないと思います。
次のような悩みを抱えていませんか?
●親の過干渉や感情的な爆発に傷ついた過去があり、それを打ち明けると「親を悪者にするなんて」と言われそうで怖い
●自分だけがこの問題に悩んでいるように思え、「周りと違う自分」に自信を持てなくなっている
●誰にも話せないまま、自分の中でどんどん孤立感が強まり、「自分さえいなくなれば…」と考えることがある
こうした思い込みが心を閉ざし、孤独感を深める原因になっているかもしれません。
「親との向き合い方」を選び直す自由を知れば良いんです!
「過去の苦しみをどう扱うか」には、さまざまな方法があります。
その一つが、「親と向き合うことが全てではない」という認識を持つことです。
親に対して、気持ちを伝える、理解を求めるといった努力はもちろん素晴らしい選択肢です。
でも、それが必ずしも最善の方法とは限りません。
特に、ヒステリーな毒親の場合、何を言っても感情的に反応されてしまい、逆に傷が深まることもあるのです。
そこで大切なのは、他に選択肢がある事を知ることなんです。
例えばの一例として以下のようなものがあります。
①直接向き合う
親に対して「これが私の思い」と伝える。対話を試みることで関係改善が期待できる場合もあります。ただし、相手がどのような反応をするかに配慮し、準備をすることが必要です。
②距離を取る
親と直接対峙するのではなく、自分の生活を優先し、安全な物理的・心理的距離を取る方法です。「自分の世界を守る」選択は、決して逃げではありません。
③あえて向き合わない
過去の親との関係に対して、無理に気持ちを整理しなくても良いと受け入れることも一つの方法です。「苦しい経験も私の一部」と認識し、それを背負いつつも前に進む自由を得ることができます。
なぜ選択肢を持つことが大切なのか
親と向き合うことに固執するのは、無意識に「親との関係を改善しなければ解決しない」という考えに縛られている場合があります。
しかし、人の心は複雑であり、「向き合わない選択」がむしろ自分を守るケースもあります。
選択肢を持つことが心の負担を軽くし、自分にとってベストな未来を選べる力になります。
これは逃げではなく、むしろ「自分を大切にする行動」として胸を張れるものなんです。
【事例】村上さん(40代女性)の場合
村上さん(40代女性)は、小さい頃から母親の感情の爆発に悩まされていました。
怒りっぽい母親は、自分の機嫌によって子どもを褒める日もあれば、些細なことで怒鳴り散らすこともありました。
村上さんは大人になってからも「母親に対する愛と憎しみ」の間で揺れ動き、孤立感を感じていました。
周りに相談したいと思っても、「家族だから仕方がない」「親を悪く言うのは良くない」という世間の考え方に縛られ、誰にも話せず苦しんでいました。
カウンセリングを受ける中で、村上さんは「自分自身を守る方法」として「向き合わない自由」に気づきました。
具体的には母親と物理的な距離を置きながら、自分が満たされる趣味や人間関係にエネルギーを注ぐことで、心の安定を取り戻していきました。
「直接向き合わなくてもいい」という選択肢を知り、自分自身の心が軽くなった村上さんは、今では過去の経験も「自分を成長させた一部」と受け止めることができるようになりました。
まとめ
ヒステリーな毒親との関係に悩んでいる方へ。
孤独に苦しむ必要はありません。
親との向き合い方にはいくつもの選択肢があり、あなたは「どう行動するか」を自由に選べます。
過去の苦しみを誰にも話せないと感じる方にとって、カウンセリングは「初めて安心して話せる場」として役立ちます。
一緒に「向き合う必要があるのか」「向き合わないならどうすれば良いのか」を検討し、自分にとってのベストな道を探しませんか?
一人で抱え込まないでくださいね。
頑張りすぎずに、いつでもご相談ください。
お役に立てると思います。
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