こんにちは。
毒親卒業メソッド。
心理カウンセラーの あきです。
悪気はなかったのに、気づけば部下を追い詰めるような言動をしてしまったことはありますか?
これを聞いてドキッとしてしまった方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
『自分が毒親育ち(アダルトチルドレン)だから、無意識にそうしてしまうのかもしれない…』
『パワハラだと思われたらどうしよう。。。』と悩むこともあるかもしれません。
この記事では、そんなあなたが健全なコミュニケーションを築くための方法をご紹介します。
「部下に厳しく言いすぎてしまった…」と感じることはありませんか?
毒親育ちの影響で、無意識に他人に必要以上に厳しく当たってしまうことがある。
特に職場では、部下や後輩に対して厳しすぎる言い方や無理な要求をしてしまい、後から「やりすぎた…」と後悔することがある。
やめた方が良いとわかっているのに弱い立場の人に厳しくしてしまう。
このような行動は、子供の頃に受けた影響が根底にあることが多く、それが現在の言動に反映されている可能性があります。
専門家の力を借りてください!!
この悩みを解決するためには、専門家の力を借りるのが効果的です。
心理カウンセリングでは、なぜ自分が弱い立場の相手に厳しく接してしまうのか、その原因を探り、改善するための具体的なステップを学ぶことができます。
例えば、感情が高ぶったときにどのように対処すればいいのか、相手とのコミュニケーションをどうすれば穏やかに保てるのか、実生活で役立つスキルを身につけることができます。
1人ではなかなか気付けない認知の歪み
なぜ専門家の助けが必要なのか、それは、どうしても自分1人では気づきにくい部分があるからです。
私の場合がそうでしたが、特に幼少期に形成された行動パターンは、自分ひとりで気づき変えるのは本当に難しいです。
当たり前になってしまった認知の歪みは、1人では気づくのが難しいのです。
心理カウンセラーは、あなたの行動や思考を客観的に見つめ、適切なアドバイスを提供します。
これにより、健全なコミュニケーションを築くための具体的な手段が見えてくるでしょう。
田中さんの場合
部下の田中さん(仮名)は、プロジェクトが遅れていることを報告せずにいました。
上司であるあなたは遅れを発見し、その状況に強い危機感を覚え田中さんを呼び出しました。
上司(あなた):「田中さん、どうなってるの!?このままじゃプロジェクトが間に合わないよ!ちゃんとやってくれないとみんなの迷惑だわ!!」
田中さん:「すみません、やれることはやっているんですが、思うように進まなくて…」
上司(あなた):「それじゃ困るのよ!第一謝れば済む問題じゃないのよ!失敗するたびに謝って、それで済むとでも思ってるの?自分がどれだけ大事なプロジェクトに関わっているのか、わかってる?」
田中さんは、あなたの厳しい言葉に少し怯えた表情を浮かべましたが、何も言わずにうなずきました。
その後、会話が続くにつれ、田中さんは少しずつ無口になり、結局、会話が終わった後も、自分からは何も意見を出さずに去っていきました。
その日の夜、あなたは家に帰り、ふと今日の会話を振り返りました。
自分が言った言葉が、田中さんにどれだけプレッシャーを与えたのか、冷静になって初めて気づきました。
上司(あなた):「あの時の言い方、あれはパワハラだったかもしれない…。」
その瞬間、血の気が引き、心の中で後悔が広がりました。
あなたはただプロジェクトを成功させたい一心で厳しく指導したつもりでしたが、そのやり方が田中さんにとっては重圧となり、萎縮させてしまったことに気づいたのです。
今回のようなケースをこれまでに何度か繰り返している自覚があったので、勇気を出してカウンセリングへ行くことにしました。
そして、カウンセリングを受けることで、自分の行動パターンに気づき、それを改善するための具体的なステップを踏むことができました。
繰り返カウンセリングを受けるにしたがって認知の歪みが緩んでいき、部下への対応もやわらかくなり、職場の雰囲気も良くなりました。
今では、部下からの信頼も厚くなり、自分自身もストレスが軽減されたと感じています。
まとめ
毒親育ちの影響で、弱い立場の人間につい厳しくなりがちな自分。
でも、それは変えることができます。
専門家の助けを借りることで、健全なコミュニケーションを築き、自分も周りの人も幸せになることができるのです。
過去を乗り越え、より良い未来を手に入れるために、今、一歩を踏み出してみませんか?
もしあなたが「もうこんな行動を繰り返したくない」「部下との関係を良くしたい」と思っているなら、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。
専門家のサポートを受けることで、これまで気づかなかった自分の課題を明らかにし、改善のためのステップを進めることができます。
カウンセリングは、自分をより良くするための大切な一歩です。
一人で抱え込まないでくださいね。
頑張りすぎずに、いつでもご相談ください。
お役に立てると思います。
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