こんにちは。
毒親卒業メソッド。
心理カウンセラーの あきです。
「親に勘当された」という言葉を聞くと、ショッキングな響きを感じますよね。
親は本来、子どもを無条件で愛し、支え続ける存在であるはず。
しかし、毒親との関係では、親子の愛情が裏返り、支配的で傷つけるものに変わってしまうことがあります。
「もう親に勘当されたら、自分は一人で生きるしかない」
「親の言うことに従わないと、これ以上関係が悪くなるかも…」
と感じているかもしれません。
でも、諦めるのはまだ早いです!
親の言いなりになって生きるのではなく、
今こそ自分の人生を選ぶチャンスです!!
親の言いなりになるしかないと諦めるのはまだ早いです!
親に勘当されたという事実は、毒親育ちにとっては精神的に大きすぎる打撃です。
親の期待に応えられない自分を責め、
「自分が悪いからこんなことになったのかもしれない」と感じることもあるでしょう。
そして、「親の言いなりになるしかないのか?でも、もう自分の限界だ」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
毒親は、自分の期待や要求に従わせようと強いプレッシャーをかけてきます。
それがどれだけ理不尽なものであっても、「家族だから」「親だから」と我慢しなければならないと感じてしまうのではないでしょうか。
しかし、そうした我慢が、あなた自身の心の自由を奪い続けることも事実です。
きつい言い方に感じるかもしれませんが、親の言いなりになることは一種の依存です。
親が何を言っても「仕方ない、言うことを聞くしかない」と考え、親の期待に応え続けることは、精神的な依存状態を引き起こします。
しかし、このままでは自分の人生がいつまでも親に支配されたままになってしまいます。
では、どうすれば自立できるのでしょうか?
それには、少しずつ自分の意思を尊重することが必要です。
例えば、小さな決断から始めてみましょう。
何かを選ぶときに「親ならどうするか」ではなく、「自分はどうしたいか」を基準に考える練習をするんです!
このように、自分の決断を積み重ねることで、次第に自立への力が育まれていきます。
また、自立のためには親との境界線を明確にすることが重要です。
親の要求を全て受け入れる必要はありません。
どの部分まで親に関与させるのか、どの部分は自分で決めるのか、その境界線を引くことで、精神的な距離を保つことができます。
自立は、決して親を捨てることではありません。
ではなぜ、自立が必要なのでしょうか?
それは、親の言いなりになり続けることで、自分自身の人生がどんどん狭まっていくからです。
親の期待や要求に応え続けることで、自分の幸せや望みを無視してしまうことが多くなります。
結果的に、人生の主導権を親に握られたままになり、自分らしい生き方ができなくなってしまいます。
自立は、決して親を捨てることではありません。
むしろ、自分の人生を大切にし、親との関係も健康なものにするためのステップです。
自分の人生をしっかりと歩むことで、親との関係にも新たなバランスが生まれることがあります。
事例をご紹介しますね
例えば、私のクライアントであるBさん(40歳、男性)は、長い間母親からの過剰な期待に応えてきました。
母親は常に「もっとこうしなさい」「それはダメ」と指示を出し、Bさんもそれに従っていました。
しかし、40歳を迎える頃、Bさんはふと「自分の人生って何だろう?」と疑問を持つようになりました。
ある日、Bさんはカウンセリングでこう話しました。
「僕はずっと母の言う通りに生きてきましたが、自分が本当に何をしたいのかわからないんです。」この時、彼は初めて、自分の意志や希望を無視してきたことに気づいたのです。
その後、カウンセリングを通じて少しずつ母親との距離を取り、自分の意思で行動する練習を始めました。
最初は母親が反発し、「どうして急にそんなことを言うの?」と強い抵抗もありましたが、Bさんは「自分の人生は自分で決めるんだ」と心に決め、何度も気持ちを伝え続けました。
徐々に、Bさんは自分の考えや気持ちを大切にする方法を身につけ、今では母親と良好な関係を保ちながらも、自分らしい人生を歩んでいます。
彼は「今は母親の意見に左右されず、自分で選んだ道を進めるようになった」と穏やかな笑顔で話してくれました。
まとめ
親に勘当されるというのは、非常に辛すぎる経験です。
しかし、それが終わりではなく、新しい自分を見つけるチャンスでもあります。
もし「親に勘当された」「親の言いなりになるしかない」と感じているなら、一度カウンセリングを受けてみませんか?
カウンセリングでは、親との関係や自分の気持ちを整理し、どうすれば自立へのステップを踏めるのかを一緒に考えていきます。
プロのサポートを受けながら、少しずつ自分の力を取り戻していくことができます。
諦めるのはまだ早いです!
一人で抱え込まないでくださいね。
頑張りすぎずに、いつでもご相談ください。
お役に立てると思います。
ラインからもお問い合わせ受付しております。