こんにちは。

毒親卒業メソッド。

心理カウンセラーの　あきです。

「どうせ自分なんて」

「自分の存在はみんなに迷惑をかけているかも」と考えてしまい、

職場で人との距離を置きがちになっていませんか？

また、他人の評価に敏感で、完璧を求めて自分を追い込んでしまうことはありませんか？

このように自己否定が強く、他者からの評価に過敏になりやすい方の中には、「毒親」に育てられたことで完璧主義が身についてしまった「アダルトチルドレン」の方も少なくありません。

親から求められた厳しい基準が、心の中で今も自分を縛り、職場での人間関係を複雑にしてしまっていることがあるんです。

今回は、そんな「毒親」によって完璧主義が根付いてしまった方が、職場での人間関係を少しずつ改善し、自己否定を緩めていくための方法についてお話しします。

この記事を読み終わったとき、少しでも気持ちが軽くなり、職場の人間関係に自信を持てるようになるヒントを見つけていただけたら幸いです。

職場での人間関係で悩んでいませんか？

「上司や同僚が自分をどう見ているかが気になってしまう」

「失敗を恐れて、なかなか自分から話しかけられない」

と悩む人は多いです。

このような不安の根底には、自分を完璧にしないといけないという考えがあり、それが自己否定を強くし、職場でのコミュニケーションを難しくしていることがあります。

特に「毒親」に育てられた場合、幼いころから親からの厳しい評価や期待にさらされ、「完璧でなければ価値がない」と感じてしまうことが少なくありません。

そうした経験が「完璧主義」を育て、それが職場の人間関係にも影響を与えているのです。

でも安心してくださいね、この思考の癖は少しずつ改善していくことができます。

否定的な思考を緩めていけばいいだけなんです

「どうせ自分なんてダメだ」

「また失敗するかも」という思考が浮かんだとき、

まずは、その思いを否定せずに「そう考えてしまう自分」をしっかりと受け入れてみましょう。

そして、そのあとで「本当にそうなのかな？」「そんなことはないかもしれない」という別の見方を少しずつ試してみるのです。

これにより、考えが過度に偏らないようにする練習になります。

例えば、同僚に話しかけられたときに「自分が失礼なことを言ってしまったかも」と不安になったら、まずはその不安を受け止めてみます。

そのうえで、「相手はそれほど気にしていないかもしれない可能性は？」

「自分が考えているよりもずっと自然に接することができるとしたら、どういう」と、

冷静に別の可能性を考えてみましょう。

このように考えることで、自己否定が緩み、気持ちも楽になります。

完璧でなければならないという思い込みを緩めることで、心にゆとりが生まれます

自己否定が強いと、何か少しでもうまくいかないことがあると、「自分はダメだ」と決めつけてしまいがちです。

特に、毒親による厳しい育て方によって、幼い頃から自分に対して過剰に厳しい視線を向けるようになっていると、職場での人間関係にも影響が出やすくなります。

しかし、こうした「完璧でなければならない」という思い込みを緩めることで、心にゆとりが生まれ、他人とのコミュニケーションも少しずつ楽なものへと変わっていきます。

男性Aさん（40代）の場合

例えば、男性Aさん（40代）は、幼い頃から完璧主義の母親に育てられ、「100点以外は意味がない」と言われ続けていました。

その影響で、大人になってからも「職場でミスをすると、自分の価値がなくなる」と強く感じてしまい、仕事中も周囲に対して過剰に神経を使いすぎてしまうことに疲れ切っていました。

あるとき、Aさんは職場でのプレゼンで小さなミスをしてしまい、同僚から少し笑われただけで深く傷つき、二度と人前で話すのが怖いと感じるようになりました。

カウンセリングを通じてAさんは、ミスに対する考え方を見直す練習をしました。

まず、「ミスをした＝自分が価値がない」というわけではなく、「ミスをすることは誰にでもあるし、学びの機会になる」と自分に言い聞かせることから始めました。

そして、否定的な思考が浮かんだときには、「本当にそうなのかな？」と別の見方を試すようにしたのです。

すると、徐々に完璧でなければならないという重圧から解放され、職場の人間関係に対する不安も少しずつ和らいでいきました。

まとめ

毒親による育てられ方が原因で、完璧主義や自己否定に悩む人は少なくありません。

しかし、否定的な思考を緩める練習を通じて、こうした思考の癖を少しずつ改善することができます。

あなたが抱えている「完璧でなければならない」という思い込みを少しずつ和らげていくことができます。

一緒に少しずつ自己否定を緩め、他者の評価に左右されず、リラックスして自分らしいコミュニケーションができるように職場での人間関係を楽にしていきませんか？

一人で抱え込まないでくださいね。

頑張りすぎずに、いつでもご相談ください。

お役に立てると思います。

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