こんにちは。
毒親卒業メソッド。
心理カウンセラーの あきです。
「どうして、辞めようと頑張っても自分はいつも人に依存しすぎて(頼りすぎて)しまうのだろう?」
「どうして、いつもいつも恋愛(人間関係)がうまくいかないんだろう?」
もしこんなふうに、自分の人間関係について悩むことが多いなら、もしかしたら「愛着障害」が影響しているかもしれません。
愛着障害は子どもの頃に形成される「心のくせ」のようなものですが、大人になってからも私たちの人間関係に影響を与え続けます。
特に、恋愛や友人関係で相手に依存しすぎてしまい、相手がいないと強い不安を感じる人は、愛着障害が関わっている可能性があります。
私自身も、若い頃は友人恋人問わず相手に依存しすぎて
全身の血液が地面に落ちるんじゃないかっていうくらいの死にそうに辛い不安を感じて苦しんでいました。
本当に苦しいですよね。
この記事では、愛着障害を持つ大人が、カウンセリングを通じてどのようにして依存的な関係から抜け出し、より安定した心の状態を手に入れられるのかをお話しします。
対人関係でいつも依存的な関係になってしまう事に悩んでいませんか?
愛着障害がある人は、特定の相手に強く依存する傾向があります。
例えば、恋人や親しい友人といつも一緒にいないと心が落ち着かず、相手がそばにいないと不安で仕方がない…そんな経験はありませんか?
依存的な関係に陥ってしまうと、いつも「相手にどう思われているか」「見捨てられないだろうか」といった不安が頭から離れません。
そして、相手に合わせすぎたり、必要以上に尽くしてしまったりして、自分らしさが失われてしまいます。かなり苦しい状態ですよね。
こうした関係が続くと、自分も疲れ、相手も重荷に感じてしまうことが少なくありません。
その結果、関係が悪化し長続きしないということもしばしば起こります。
愛着障害があると、こうした「人への依存」のパターンから抜け出すのが難しくなりがちです。
解決の第一歩は、『依存対象に頼らない時間を作る』なんです!
では、この依存的な傾向をどうすれば変えていけるのでしょうか。
その解決策のひとつが「依存対象に頼らない時間を作ること」です。
具体的には、自分だけの趣味や、依存対象以外の人間関係を築くことから始めます。
たとえば、「一人で楽しめる趣味を見つける」「新しい友人と一緒に過ごす時間を増やす」などです。
これを通して、今までの依存関係だけに縛られない、自分らしい時間を持つことができます。
また、カウンセリングでは、「どうして今まで依存してしまっていたのか」「依存しないためにはどうしたらいいのか」について、カウンセラーと一緒に考えることができます。
そして、自分にとって大切なことや価値観についても見つめ直し、「他者に頼らずにいる時間も自分にとって有意義だ」という感覚を身につけていくのです。
それは、依存からの解放が心の安定をもたらすから。
なぜ依存的な関係を抜け出すことが、愛着障害の解決に役立つのでしょうか?
理由のひとつは、依存を手放すことで心が安定し、自己肯定感が高まるからです。
人は、誰かに依存しすぎると、自分一人では「価値がない」と感じてしまいます。
しかし、カウンセリングを通して「自分は一人でも大丈夫」と思えるようになれば、不安な気持ちや孤独感も少しずつ和らぎ、心に余裕が生まれます。
そして、他者と健全な距離感を保ちながらも自分らしく生きるための「自信」がついてくるのです。
【事例】依存関係から抜け出したAさんの体験
実際にカウンセリングを受けて依存的な関係から抜け出したAさん(仮名)の体験をご紹介します。
Aさんは30代の女性で、恋愛関係でいつも相手に依存してしまい、彼氏がいないと不安でたまらない状態が続いていました。
彼女は「もっと自立したい」と思っていても、どうしても恋人への依存から抜け出せず、とても苦しんでいました。
カウンセリングを通じて、Aさんはまず「自分の趣味を持つこと」に挑戦しました。
はじめは一人で過ごす時間に強い不安を感じていましたが、趣味を通して少しずつ「自分一人でも楽しい時間が過ごせる」という感覚を実感するようになりました。
また、カウンセラーとの対話の中で、自分が恋人に依存していた理由を理解し、「自分の価値は他者によって決まるのではなく、自分自身が決めるものだ」という考え方を受け入れ始めました。
そして、少しずつ恋人と過ごす時間だけでなく、自分の時間も大切にできるようになり、結果として恋人との関係も安定したものに変わっていきました。
まとめ
愛着障害が原因で依存的な関係に悩むのは、いても立ってもいられない位苦しいことです。
ですが、カウンセリングを通して少しずつ依存から解放され、心の安定を取り戻すことは可能です。
依存対象に頼らない時間を作り、自己肯定感を高めることで、人との距離感や関係の築き方も自然と変わっていきます。
Aさんのように、愛着障害からくる依存的な関係に苦しんでいる人は少なくありません。
カウンセリングでは「自分一人でいることへの安心感」を育て、依存的なパターンから少しずつ抜け出すサポートをさせていただきます。
もし今、「この依存から抜け出したい」「もっと自立したい」と思っているなら、ぜひ一度、カウンセリングを検討してみてください。
依存に悩む理由を一緒に探り、あなたが「自分らしさ」を取り戻せるようにカウンセラーが伴走します。
最初の一歩を踏み出すのは不安かもしれませんが、カウンセリングの場では、安心してお話できる場所を提供させていただきます。
一人で抱え込まないでくださいね。
頑張りすぎずに、いつでもご相談ください。
お役に立てると思います。
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