こんにちは。
毒親卒業メソッド。
心理カウンセラーの あきです。
毒親のヒステリーに苦しめられた過去、忘れたいのにフラッシュバックしてしまうことはありませんか?
会社で同僚から何気なく言われた一言や、家庭でパートナーが見せた態度が、なぜか心に突き刺さる。
すると、昔の記憶が一気に蘇り、冷静でいられなくなってしまう。
そのような経験はありませんか?
この記事では、フラッシュバックや未処理の感情がもたらす影響と、その解決策についてお話しします。
そして、心の平穏を取り戻すためにカウンセリングがどのように役立つのかをお伝えしていきますね。
日常を壊すフラッシュバックに悩まされていませんか?

「毒親」との過去を抱えている人は、その影響が思わぬ形で日常生活に現れることがあります。
例えば、
- 上司の厳しい言葉に過剰反応してしまう
- 配偶者や恋人に小さなことで感情をぶつけてしまう
- 自分がミスをすると、強い自己嫌悪に陥る
これらは、多くの場合、子どもの頃に受けた心の傷や抑圧された感情が、現在の出来事をきっかけに表面化しているからです。
特定の言葉や状況がトリガーとなり、感情が乱れるのは自然な反応です。
ただ、そのことで自分を責める必要はありません。
未処理の感情を解放すれば解決するんです!

フラッシュバックや復讐心の背景には、未処理の感情が隠れています。
その感情を整理し解放するために、まずは「自分の感じていること」を言葉にしてみることが大切です。
例えば、怒りや悲しみ、不満、絶望。
どれもとても重たい感情ですよね。
でも、これらを自分一人で抱え込む必要はありません。
カウンセリングを利用することで、それらの感情を適切に表現し、安全な場所で解放することができます。
カウンセリングでは、以下のようなことを行います。
- 過去の出来事を振り返り、何が辛かったのかを明らかにする
- そのとき感じた怒りや悲しみを言葉で表現する
- その感情を「無かったこと」にせず、受け入れる練習をする
これによって、心に押し込めていた感情が少しずつ軽くなり、復讐心や怒りのループから抜け出せるようになります。
なぜ感情を解放することが大切なのか?

感情を整理し解放することがなぜ大切なのでしょうか?
理由は、抑え込まれた感情が心の中でしこりになり、あなたのエネルギーを消耗させているからです。
抑圧された感情は、時として怒りとして噴出し、自分自身を傷つけたり、周囲との関係を悪化させたりします。
例えば、復讐心。
復讐したいという気持ちは強烈ですが、その根本には「なぜあんな扱いを受けなければならなかったのか」「自分は愛される価値がないのかもしれない」という深い悲しみや孤独感があります。
その悲しみを癒すことで、復讐という考えから解放され、自分自身の幸せに目を向けられるようになります。
逆に言うと、感情を解放しない限り本当の意味で自分の幸せに向き合うことは難しくなります。
【事例】田中さん(38歳)の場合

田中さん(仮名、38歳)は、母親のヒステリーに長年悩まされていました。
母親は何かにつけて怒鳴り、「私の言う通りにしないと不幸になる」と支配的な態度をとってきました。
そのため、田中さんは大人になった今でも、自分の意見を言うことに強い不安を感じていました。
さらに、職場で上司に叱責されると、母親に怒られた記憶がフラッシュバックして動悸が止まらず、涙を抑えられなくなることもありました。
カウンセリングを受ける中で、田中さんは母親への怒りや悲しみを少しずつ言葉にしていきました。
そして、「あのときの自分はどう感じていたか」を丁寧に掘り下げることで、過去の出来事を整理し始めました。
カウンセリングを重ねるうちに、田中さんは
「母親の期待に応える必要はない」
「自分の感情を優先していい」
という考えを少しずつ受け入れられるようになりました。
今では、自分自身を大切にしながら職場での人間関係も見直し、落ち着いて過ごせるようになっています。
まとめ

毒親による過去のヒステリーや厳しい態度。
それらを完全に忘れることは難しいかもしれません。
しかし、感情を解放し、向き合うことで、日常生活を穏やかに過ごせるようになります。
私自身も、カウンセリングで未解決の感情を解消することで本当に穏やかな日常を送れるようになりました。
まずは、「自分の感情を本気で大切にする」ことを心がけてみてください。
もしあなたが毒親との過去に苦しみ、日常生活に支障をきたしていると感じたら、一度カウンセリングを受けてみませんか?
専門家のサポートがあることで、一人では気づけなかった視点や解決策が見つかります。
「こんなことで相談していいのかな?」と迷う必要はありません。
どんな悩みでも、あなたが楽になるための第一歩です。
一人で抱え込まないでくださいね。
頑張りすぎずに、いつでもご相談ください。
お役に立てると思います。

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